シナリオ『マーダーミステリーゲーム』
あなたの目の前には、先ほどから暗闇が広がっている。手足は何か器具のようなもので拘束されているようだ。
暗がりの中ではあるが、その息遣いから、他にもこの空間に誰かがいることがわかる。
どうやら、何かミスをして捕まったのだろう。警察に捕まったのか、恨みを買って私刑にかけられようとしているのか、どちらにしても、絶体絶命の状態だ。
「お前たちには、ある「ゲーム」をしてもらう。」
スピーカーから、アナウンスが流れる。
全く聞いたことのない声だったが、声の主がこの場を支配していることはわかる。「ゲーム」とはロクでもないものに違いない。だが、退屈しのぎには、ちょうどいいだろう。
「殺し」の技術に関しては、自分が一番優れているのだから。しかし、油断は大敵だ。いつもそれを実感させられている。それぞれの思惑をもとに、孤高の殺し屋たちによる「ゲーム」が始まる。
- プレイ人数:GM、PL3人
- プレイ時間:3時間程度
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